夏の納会、どうする? 幹事の “苦労あるある”と負担を軽くするコツ

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コクハク

経験者にしかわからない… 飲み会幹事の苦労

 会社の飲み会、友人同士の集まり、歓迎会に送別会。イベントの数だけ“幹事”は存在します。「幹事を任されるのは、信用されてる証拠だよ」なんて言われて幹事を引き受けたら、想像以上に苦労してトラウマになった…なんて人は多いのでは?

 今回は、飲み会幹事の「苦労あるある」と、少しラクになるコツを紹介します。

 飲み会の幹事の苦労の大きさは、経験者にしかわかりません。「苦労話なんて際限なくあるわ!」と思うかもしれませんが、ここでは代表的な4つを紹介します。

1. 日程調整が難航

 幹事の最初の試練、日程調整。LINEグループで聞いても「〇日は無理」「△時以降なら」などバラバラな回答ばかりで、全員の予定をすり合わせるのは至難の業です。

 人数が多くなればなるほど予定は合わず、「もう私は欠席でいいから、誰か幹事やってくれ…」と投げ出したくなります。

2. 当日の人数変更がストレス
 飲み会当日に「やっぱり行けなくなった」「欠席にしてたけど、仕事早く終わったから飛び入り参加するわ!」といった連絡がくると、幹事は一気に冷や汗モード。

 人数変更の連絡やコース内容の確認、場合によってはお店の変更まで余儀なくさせられて、飲み会前にヘトヘトです。

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3. お酒? 楽しめるワケがない
 飲み会当日は幹事だってお酒を楽しんで、みんなと楽しくおしゃべり… なんてできるわけありません! お店とのやりとりや遅刻者のフォロー、支払い時の集金など、当日もフル稼働。酔っ払う隙もないさせられるのが幹事です。

4. 苦労の割に感謝されない

 日程調整・お店とのやりとり・当日の進行や乾杯の音頭など、幹事の仕事は盛りだくさん。

 その苦労のわりに周りから感謝もされず、もちろん対価は支払われません。むしろ「お店のセンスなくない?」「段取り悪いよね」と文句を言われたなんて声も。「またお願いね〜」と次の幹事まで押し付けられることもアリ…。

飲み会の幹事を楽にこなすコツ

 何かと苦労ばかりの幹事業務。でも、事前にちょっと工夫をすることで、少し負担を軽くできるんだとか。

1. 当日参加・ドタキャンはあらかじめ断る

 当日参加やドタキャンによる人数変更は、あらかじめ断っておくのがおすすめです。出欠確認の段階で「○日までに参加確定してください」「当日変更は対応できません」と明言しておくことで、負担を減らすことができます。

「当日ドタキャンの場合、ご自分でお店へ連絡の上、私にも共有をお願いします。キャンセル料は事前に私のペイペイにお送りください」といったように、料金についてもはっきり伝えておきましょう。

2. 当日は役割分担で負担を減らす

 当日、全ての業務を一人で抱え込む必要はありません。例えば、乾杯の挨拶を別の人に頼む、受付を誰かにお願いする、会計係を立てるなど、小さなタスクを分担すれば幹事の負担は大幅に軽くなります。「幹事=全部やる人」と思わなくてOKです。

3. 「あとは自己責任で」と宣言しておく

 最低限自分のタスクをこなしたら、「あとはみなさん自己責任で楽しんでください〜!」と高らかに宣言し、各々で楽しんでもらうようにしましょう。

 体調不良の人の看病、忘れものなど、個々のトラブルまで幹事が背負う必要はありません。

飲み会の幹事だからって全部背負わなくてOK

 飲み会の幹事は苦労が多いけれど、全部をひとりで背負い込む必要はありません。できる範囲でこなして、自分もその集まりを存分に楽しんでくださいね!



(コクハク編集部)

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