クールビズ開始から20年…私服OKの職場でも「面倒だからスーツ」という悲しい現実

公開日: 更新日:

〈(会社が私服OKになると)最初は中学生みたいな服で来るおじさんとかいたけど段々洗練されて落ち着いた服に変わっていった。私服の見える化も効果はあった模様〉──そんなXのポストが先日バズっていた。

 地球温暖化対策の一環として、ノータイ、ジャケットなしで過ごすクールビズが2005年6月に始まって、はや20年。職場のカジュアル化はどんどん進んでいる。

「テレワーク・リモートワーク総合研究所」(ラシック)が先月発表した仕事中の服装事情に関するアンケート調査によると、勤務形態が「フル出社」では、「オフィスカジュアル」が43.1%で断トツで、「Tシャツ&ジーンズ」の6.6%、「ドレスコードなし」の6.1%を合わせると、半数以上が“カジュアル派”だ。

 富山県警でも今月1日から、ポロシャツやチノパンといったオフィスカジュアル勤務を認めるように。警察の“お堅い”イメージ払拭などの狙いもあるが、酷暑対策もあるという。

■23.5%が「ビジネススーツ」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発