路上禁煙を全域に拡大へ 横浜市の課題と現在地(後編)非喫煙者からも喫煙所整備を求める声
昨年の大阪・関西万博に併せ、市内全域で路上喫煙を禁止した大阪市の先行例を見ても、当初は300カ所を目標とし、密閉型の喫煙所をメインに設置する方針だったが追いつかず、今も圧倒的に数が足りていない。直近の市議会でも喫煙所整備を求める陳情書が提出された。
大阪市より3割ほど人口が多い横浜市が路上喫煙禁止を市内全域に拡大するには、半年以内に数百カ所規模で喫煙所を確保する必要があるが、今のところ目標設置数は示されていない。来年1月の施行に間に合わせるには、早く確実に設置できる開放型喫煙所の導入も進めて行くのが現実的だろう。
地域の特性に応じて密閉型や開放型を使い分け、民間助成制度の対象範囲を拡大するなど、柔軟な分煙環境整備に期待が高まる。喫煙者も非喫煙者も心地よく過ごせる分煙環境が実現すれば、横浜市は全国の自治体のロールモデルになるはずだ。(おわり)
















