「旧体制」安倍は新年に倒れる

公開日: 更新日:

 安倍首相の祖父、岸信介も戦犯だった。もしかすると安倍は、命を落とせと強要された普通の兵隊ではなく、祖父と共謀して戦争に突っ込んだ戦犯たちに思いを馳せていたのではないか。時代遅れの国家主義、軍国主義に取りつかれた姿を見ていると、そんな疑念はどうしても消えない。

 新年の干支は、甲午(きのえうま)である。これは、どのような年を意味しているのか。安岡正篤さんの著書「干支の活学」によると、「甲」というのは「よろい」のことであり、「草木の芽が、その殻を破って頭を少し出したという象形文字」だそうだ。これを社会的に置き換えると「旧体制が破れて、革新の動きが始まる」ということを意味している。実践的には、「陋習(ろうしゅう)を破って、革新の歩を進めねばならぬ」ということになるそうだ。

 また「午」の字の原形は、馬を御す「くつわ」の「索(つな)」で、「俗に午を馬とする所以(ゆえん)」だそうである。漢の説文では「陰気が陽にさからって出づる意、午は忤(さから)う」とされているそうだ。安岡さんは「旧来の代表勢力がすでに極に達して反面にこれに対する反対勢力の突き上げに遭う象(かたち)である」としている。

 グローバル化に逆行し、隣国との緊張感を高める安倍首相は、明らかに旧来の代表勢力だ。新年は、その反対勢力が台頭し、「陋習を破って革新の歩」が進むことを期待したいものである。
高橋乗宣

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    比嘉愛未「推しの王子様」視聴率4%台でも“沈没”しないジンクス

    比嘉愛未「推しの王子様」視聴率4%台でも“沈没”しないジンクス

  2. 2
    菜々緒は「TOKYO MER」が大きな転機に…“普通っぽさ”が演じられる強み

    菜々緒は「TOKYO MER」が大きな転機に…“普通っぽさ”が演じられる強み

  3. 3
    論文指導をラブホで…美術評論界トップの上智大教授が肉体関係をもった教え子から訴えられていた

    論文指導をラブホで…美術評論界トップの上智大教授が肉体関係をもった教え子から訴えられていた

  4. 4
    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

  5. 5
    眞子さまは一時金1億4000万円をもらうべき 小室圭さんの稼ぎと貯金だけではNY生活は続かない

    眞子さまは一時金1億4000万円をもらうべき 小室圭さんの稼ぎと貯金だけではNY生活は続かない

もっと見る

  1. 6
    再始動の槙原敬之は2度目逮捕時の“激太り&無精ひげ”からサッパリ 「クスリ断ち回復の証し」と元マトリ

    再始動の槙原敬之は2度目逮捕時の“激太り&無精ひげ”からサッパリ 「クスリ断ち回復の証し」と元マトリ

  2. 7
    小室圭さんは一度は「婚約辞退」を考えた 内定会見後のお食事会から“異変”が…

    小室圭さんは一度は「婚約辞退」を考えた 内定会見後のお食事会から“異変”が…

  3. 8
    ハリウッドはアフガニスタンをどう描いてきたか?「ランボー3」でタリバンは味方だった

    ハリウッドはアフガニスタンをどう描いてきたか?「ランボー3」でタリバンは味方だった

  4. 9
    教員同士が男子生徒の裸動画を交換…自宅から児童ポルノ1万8000点発見の“世も末”

    教員同士が男子生徒の裸動画を交換…自宅から児童ポルノ1万8000点発見の“世も末”

  5. 10
    前田敦子の泥酔騒動…話題の“個室合コン現場”は凄かった

    前田敦子の泥酔騒動…話題の“個室合コン現場”は凄かった