まんまと円安、株高に…「安倍・黒田会談」見え透いた猿芝居

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 いやはや、2人のペテン師ぶりには舌を巻く。11日正午から約1時間にわたって安倍首相と日銀の黒田東彦総裁が会談し、市場は大きく動いた。

「円安が急ピッチで進行している時期に、何の前触れもなく、突然、2人が会ったのです。それだけで為替や株価は動きます。それを見越した上での姑息な“アベクロ密談”としか思えません」(証券アナリスト)

 何しろ5カ月ぶりの会談だ。市場はアレコレと詮索したが、会談終了後、黒田総裁は「(物価上昇2%の)目標達成に困難を来せば、躊躇なく追加緩和だろうと何だろうと金融政策の調整を行う」と話した。市場は、“円安誘導会談”だったと見極めた。

「この発言で、くすぶっていた追加緩和期待が高まり、円安は一段と進みました。これを受け、株式市場では輸出関連に買いが殺到した。アベクロはしてやったりでしょう」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 円相場は一時1ドル=107円台に下落し、日経平均は前日比136円高の1万5925円まで上昇。まんまと円安→株高に成功したのだ。

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