赤字からV字回復 森下仁丹社長が進めた意識改革と実力主義

公開日: 更新日:

 明治26(1893)年創業の老舗企業・森下仁丹の経営手法が話題だ。今年6月に発売した著書「赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術」はNHK「クローズアップ現代+」などでも取り上げられた。昨年、40~50代を「第四新卒」と銘打って業種を問わず積極的に募集。社会人経験の豊富さを重視した採用が社内の活性化につながっている。

 大胆ともいえる組織改革だが、「可能性は十分にある」と語る代表取締役社長の駒村純一氏。実は駒村氏こそ52歳で森下仁丹に転職し、業績を上げてきた人物だからだ。

「明治38(1905)年に発売された『仁丹』は懐中薬として世界的に人気の商品となりました。しかし、昭和の終わり頃から売り上げは低下。2003年には会社は30億円の赤字を計上していました。私はその時期に三菱商事から執行役員として入社したのですが、驚いたのは社内に現状に対する危機感がほとんどなかったことです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    任侠山口組が組長制に 40数名が織田代表と親子盃、舎弟盃

  2. 2

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  3. 3

    統一地方選で2ケタ議席「N国党」と「幸福党」大躍進のナゼ

  4. 4

    お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒

  5. 5

    開幕5カード全負け越し“投壊”広島が再建託す2人の秘密兵器

  6. 6

    マラソン大迫傑が牙をむいた日本陸連の「本音」と「忖度」

  7. 7

    就職戦線“買い手市場”に激変 新卒採用は氷河期に向かう

  8. 8

    ジャニーズ頼みは厳しい?ドラマ視聴率と主題歌の相反関係

  9. 9

    「失われた10年」を「30年」に拡大させた戦後の無責任体制

  10. 10

    会長の「終身雇用守れぬ」発言に隠された経団連の“本音”

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る