赤字からV字回復 森下仁丹社長が進めた意識改革と実力主義

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 国民の誰もが知る商品をつくっているから会社が潰れるわけがないという慢心。これを「老舗病」と駒村氏は言う。

「世の中が変われば必要とされるものも変わってくる。その流れを捉えて革新を続けなければ取り残されてしまうのに、自社のブランドバリューすら理解できていませんでした。このままでは本当に倒産すると感じましたね」

 客観的に見ることができるのも外部での豊富な経験があってこそ。駒村氏は社員の意識改革に取り組むとともに、実力主義を基本とする人事差配を行ったという。

「私が入社した当時は完全なる年功序列。これでは社内のモチベーションが上がりませんから、年齢に関係なく実力とやる気のある社員を責任あるポジションにつけました。外部雇用した若手を管理職に抜擢することもありましたよ。納得できず辞めていく人もいて痛みは伴いましたが、これくらい思い切らないと未来はなかった」

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