Kindleやnoteで副業 ブログでの情報発信を収益化するコツ
電子書籍が市民権を得てきた昨今、文章や写真などのコンテンツを販売する副業も注目を浴びている。
代表的なものがAmazonのプラットフォームを利用した電子書籍(Kindle本)販売と、インターネットブラウザー上でコンテンツ(文章やイラスト、音楽などの作品)を提供できる「note」というウェブサービスだ。
Amazon Kindleを利用するには専用端末が必要だと思われがちだが、iPhoneやAndroidスマホ、パソコン端末に無料のKindleアプリをインストールすることで電子書籍の購入や閲覧が可能だ。
Kindleは販売価格の最大70%が印税として支払われ、価格も99~2万円の間で自由に設定できる(注:印税が70%になる条件は250~1250円の間で、それ以外は35%)。紙の書籍は1冊10万字近い文字量が必要になるが、Kindleを中心とした電子書籍は1万字程度で完結している作品も珍しくない。
介護作家・ブロガーの工藤広伸氏(46)は、2度の介護離職経験者だ。祖母・両親の介護経験(現在も認知症の母親の介護中)から得た具体的ノウハウや考え方、介護を必要とする母親の住む盛岡と自宅のある東京との2拠点生活の模様をブログで紹介し、評判の良いブログ記事をまとめてKindle本「医者には書けない!認知症56のヒント」を出版した。内容の有用性が出版社の目に留まり、紙の書籍「医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得」の出版に至った。現在は4冊の著書を持つ介護作家として活躍している。