アート売買の新常識「作家死去で作品値上がり」は間違い

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 購入後に必ず値上がりする芸術作品はどうやって見つければいいのか?

 某月某日のオークション会場の下見会で、アートディーラーのA氏がある作品の前で足を止めた。

 故・榎倉康二が1991年に制作した「干渉(Story―№17)」。キャンバスに木材を使用した荘厳な絵画作品だ。「榎倉は“もの派”の重鎮」(A氏)と言われる。“もの派”とは、1960年代から70年代にかけて日本で生まれた芸術動向で、そのモノへの還元を重視する独特の作風で知られている。

 やはり有名な芸術家は、亡くなった後で、作品の価値が上昇するのだろうか?

「いえいえ、ほとんどの芸術家は、亡くなると作品の価値が下がります」と言うのはコレクターのD氏。

「名前は出せないけど芸大教授で、存命中は公立美術館に数千万円で作品を購入してもらっている人でも、没後はほぼ値下がりする」(D氏)

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