重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

6年4カ月ぶりの悪化「工作機械の受注額」が示す景気大失速

公開日: 更新日:

「1000億円」が好不況の目安とされている。景気の先行指標とされる工作機械の月間受注額のことだ。それがこの8月、一気に900億円台さえ割り込み、前年同月比37・1%減の888億4700万円にまで急落した。900億円割れは2013年4月以来、実に6年4カ月ぶり。米中摩擦をはじめとした不安定な国際情勢が企業心理に影を落とし、設備投資にブレーキをかけている格好だ。

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生東芝機械会長)の受注統計によると、月間受注額の1000億円割れは32カ月ぶりとなった6月に続き今年に入って2回目だ。

 ただ、6月の受注額自体は989億2800万円で、1000億円割れといってもごくわずか。7月にはすぐに1000億円台を回復していただけに、今回の900億円割れには「黄色をすっ飛ばしていきなり赤信号がともった感じ」(DMG森精機関係者)として業界内にもショックが広がる。直近のピークだった18年3月の1828億6000万円と比べると、半分未満の水準にまで落ち込んでしまったことになる。

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