著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

旭化成<下>30年余り君臨 中興の祖「ダボハゼ経営」の神髄

公開日: 更新日:
ワンマンだった(旭化成の‟中興の祖‟の宮崎輝氏)/(C)共同通信社

 旭化成の前身は、戦前の財閥・日窒コンツェルンである。創始者は野口遵。未開拓の土地に建設した多くの発電設備を活用し、各種の化学工業に進出することで、日窒コンツェルンを築き上げた。「電気化学工業の父」と呼ばれている。

 野口は1944(昭和19)年、72歳で死去。その1年後に… 

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