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中江滋樹「投資ジャーナル」元会長

「投資ジャーナル」元会長。1954年、滋賀県近江八幡市生まれ。県立彦根東高校卒業。一時「兜町の風雲児」として注目されたが、1985年、7000人余りから580億円をだまし取ったとされる詐欺事件が発覚。首謀者として逮捕され、懲役6年の判決を受ける。その後、表舞台から姿を消し、一時死亡説も流れた。

検察は「中江さんが認めてくれたら日本の政治が奇麗になる」と

公開日: 更新日:
中江滋樹氏(C)日刊ゲンダイ

 昭和60年。東京地検特捜部は、20日間の勾留期限満了まで取り調べを続け、7月10日に5億5000万円の詐欺容疑で中江を東京地方裁判所に起訴した。中江の妻と経理担当の女性社員の2人は、処分保留で釈放された。そこにも中江と検事の闘いがあったという。

「特捜部の会議で取調官は、… 

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