中江滋樹
著者のコラム一覧
中江滋樹「投資ジャーナル」元会長

「投資ジャーナル」元会長。1954年、滋賀県近江八幡市生まれ。県立彦根東高校卒業。一時「兜町の風雲児」として注目されたが、1985年、7000人余りから580億円をだまし取ったとされる詐欺事件が発覚。首謀者として逮捕され、懲役6年の判決を受ける。その後、表舞台から姿を消し、一時死亡説も流れた。

マスコミの動きで逮捕を察知 海外逃避先で家宅捜索を知る

公開日: 更新日:

 快進撃を続けてきた投資ジャーナルと中江滋樹。その行く手に暗雲が垂れ込み始めたのは昭和59年だった。この年の2月ごろから関東電化が急落し始め、各証券会社も中江銘柄の取り扱いを自粛するようになる。そして7月になると、中江の周りにマスコミ各社の姿が目につくようになっていた。

「当局とマスコミは一体だから逮捕が近いとなると、基礎資料として写真を撮りに来るわけよ。各社が一斉に来だしたから、東京を離れて様子を見ようと熊本の黒川温泉に行った」

 逃避した中江の元に、警視庁が近々に逮捕状を請求するようだという情報が入った。

 中江はまずは慕っている三浦甲子二・テレビ朝日専務に相談するしかないと思い連絡すると、「三浦の親父は、『角(田中角栄)が三浦、動くな、と言っているからオレはダメだ。おまえは笹川良一(日本船舶振興会)会長に可愛がられていたな、連絡を取ってみろ』と言った。それで笹川さんに連絡すると、すでに切符(令状)が出ているのなら、どうにもならないという話だった」。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍政権中枢総ぐるみ ジャパンライフ汚染議員30人の名前

  2. 2

    「桜」昭恵夫人枠に新たなマルチ“北海道の闇紳士”招待疑惑

  3. 3

    離婚の神田沙也加に不倫疑惑…逃れられない「聖子の呪縛」

  4. 4

    「桜」会見支離滅裂釈明 菅長官辞任なら安倍政権どうなる

  5. 5

    神戸山口組のヒットマンは地下に潜り報復のチャンスを狙う

  6. 6

    テレ東の番組で司会の山城新伍とつかみ合いの喧嘩になって

  7. 7

    正気の人間が見ているのは「カメ止め」彷彿の“安倍ゾンビ”

  8. 8

    鳥谷に浪人危機 阪神の引退勧告拒否するも引き取り手なし

  9. 9

    「カタギになりたかった」路上で神戸山口組幹部射殺の真相

  10. 10

    巨人・岡本が年俸1億円突破 若き主砲支えた「3人の恩人」

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る