伊藤博敏
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伊藤博敏ジャーナリスト

1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1984年よりフリーに。経済事件などの圧倒的な取材力では定評がある。数多くの週刊誌、月刊誌のほか、現代ビジネスなどウェブニュースサイトにも寄稿。主な著書に「許永中『追跡15年』全データ」(小学館文庫)、「『カネ儲け』至上主義が陥った『罠』」(講談社+α文庫)、「金融偽装─米国発金融テクニックの崩壊」(講談社)、「黒幕」(小学館)などがある。

直葬や一日葬が急増中…コロナ禍で「葬儀崩壊」が加速する

公開日: 更新日:

 コロナショックで「葬儀崩壊」が、最終局面に入っている。

「この10年で葬式を巡る環境は大きく変わり、お墓は納骨堂、樹木葬、散骨が増え、ネット利用の『見える化』で、お布施、戒名、葬儀料がオープンになりました。価格破壊ですが、それが緊急事態宣言による簡素化で葬儀崩壊といっていい状況です」(葬儀業者)

 葬式もまた「3密」は免れず、しかも参列者に高齢者が多く感染はあってはならない。

 仏教界各宗派や有力寺院は、ホームページなどで一般葬の場合の換気と会葬者の距離に触れ、会葬者には着座させず、焼香後、すみやかな退出を誘導。通夜振る舞いなどの食事を禁止、火葬場への入場人数も制限するなど、「コロナ対策」を詳しく記している。

 感染者の葬儀はさらに厳しい制限が付き、遺体搬送作業の従事者はマスクとフェースシールド、防護服を着用し、遺体は非透過性納体袋に収容して密閉。遺体に直接、触れることは禁止され、24時間以内の火葬を認められる。家族は濃厚接触者として隔離されることが多く、結果的に通夜や告別式を行わず火葬する「直葬」が主流だ。

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