有森隆
著者のコラム一覧
有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

江崎グリコ・江崎勝久社長 御曹司への社長交代に不協和音

公開日: 更新日:

 江崎勝久・江崎グリコ代表取締役社長は1941年8月27日生まれの78歳。82年6月に社長就任以来38年間、トップとして君臨する。

 大阪・道頓堀を彩るグリコの電光看板は風景に溶け込み、風物詩になっている。35年、江崎グリコの創業者、江崎利一が、人出が多い道頓堀に目をつけネオン塔を建設したことに始まる。現代の“グリコサイン”は6代目である。

 江崎利一は創意工夫の起業家だった。1882(明治15)年、佐賀県蓮池村(現・佐賀市)生まれ。小学校高等科卒業後、15歳で家業の薬種業を手伝う。海外から大樽に入ったワインを仕入れ、それをビンに詰め替えて安く売る商法で、九州でも屈指のワイン業者になった。

 1919(大正8)年、行商中に有明海の沿岸で漁師たちが牡蠣の煮汁を捨てているのを見掛けたのが起業のヒントとなった。「牡蠣にはグリコーゲンという栄養素が含まれているはず」。大阪市に移住し、21(大正10)年、栄養菓子を製造する合名会社、江崎商店(江崎グリコの前身)を立ち上げた。

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