有森隆
著者のコラム一覧
有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

スズキ鈴木修会長「超ワンマン経営者」を悩ます後継者問題

公開日: 更新日:

 鈴木修・スズキ代表取締役会長は1930年1月30日生まれ。今年90歳になった。78年、48歳でスズキの4代目社長に就いて以来、42年間、トップに君臨する超ワンマン経営者である。

 2019年8月28日、トヨタ自動車と資本提携で合意した。トヨタが960億円出資してスズキの株の5%程度を持つ。スズキもトヨタに480億円程度出資する。修は「トヨタの傘の下に入り、令和のスズキを安泰にしたい」の思いで、独立独歩の路線を軌道修正した。

 20年3月15日、創立100周年を迎える。次の100年を歩むパートナーとしてトヨタを選んだことになる。

 トヨタとの資本提携は、後継者問題を視野に入れたものであることは間違いない。「いざとなったらトヨタに社長を出してもらう」(関係者)

 創業者の道雄から今の総帥である修まで、経営の根幹はすべてファミリーで固めた。2代目社長・俊三、3代目社長・實治郎は道雄の婿養子、修は俊三の婿養子。スズキは婿養子経営の系譜といっていい。

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