「サカタのタネ」に聞いてみた 家庭菜園は財布の節約になりますか?

公開日: 更新日:

 コロナ禍でガーデニングがブームだが、節約のために家庭菜園をと考えている人は多いはず。

 これって実際に節約になるのだろうかというギモン。

 創業100年を超える老舗種苗メーカー「サカタのタネ」(本社・横浜市)の広報担当・中野さんは「家庭菜園での栽培と、生産者が行う栽培は、趣旨が異なっています」と言ってこう続ける。

「家庭菜園は単に野菜を収穫して食べるだけではなく、育てる過程を楽しめることが魅力です。一方で、生産者によって栽培される野菜は、『一年を通して安定供給をする』という社会的責任を伴う事業ですので、家庭菜園とは目的が全く異なっており、どちらが安いかは単純比較ができません」

 買って食べた方が安いという人もいるが、家庭菜園はお金には換算できないプライスレスな魅力があるのだろう。

 同社はネットメロンの代表格である「アンデスメロン」を1977年に開発した、あの会社。実はこれ、アンデス高地が産地ではなく、「作って安心」「売って安心」「買って安心」の「アンシンデス」が名前の由来なのだという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々