アダルトグッズメーカー「TENGA」が専用ロケットを宇宙へ飛ばした目的とは?

公開日: 更新日:

 アダルトグッズメーカーとしては異例となる世界3大デザイン賞のひとつ、「レッド・ドット・デザイン賞」を12回も受賞している株式会社TENGA。斬新なデザインだが、どのように考案されるのだろうか?

 マーケティング部の橘さんが語る。

「プロダクトデザインは、開発本部の製品開発部が担っており、商品企画から外装のデザイン、使用感を決める内部のディテールまで一貫して担当しています。2005年、最初に発売された赤いスタンダードカップシリーズ5種は、『世界に通じるデザイン、そして強いアイデンティティーのあるもの』を目指した結果、赤いボディーにシルバーのラインを施したデザインとなりました」

 さて、同社の試作や製品開発は実際に“使用”して行われているのだろうかというギモン。

「開発本部では、日々新技術の開発や研究を行っており、試作品が完成したら複数の社員で使用試験を行います。使用試験のリポートをもとに、アイテムによっては何十回もの改良を繰り返し行い製品化に至ります。もちろん使用試験は社内ではなく、実際にユーザーが使用する環境と同じ目線が重要となるため、自宅がメインになります」(橘さん)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」