米軍アフガン撤退で始まるドルの崩壊 まもなく金融に激震が走る
アフガニスタンの反政府武装勢力のタリバンが8月16日、同国の首都カブールを制圧。ガニ大統領は国外逃亡し、タリバンが新国家の実権を握りました。
米国が撤兵開始したためタリバンは10日間で全土を掌握しました。
敵の敵は味方ということで反米のタリバンと中国は接近しており、7月28日にはタリバンのトップが中国を訪れ王毅外相と会談しています。
今後の世界の一番の激震の舞台は中東だと判断していますが、現在、反米勢力の中国、ロシアが中東に対して影響力を大きくしています。特に中国は中東の国々と関係を強化しています。
アフガニスタンは中国の一帯一路構想を実現するための重要地域です。
今回、約20年間続いたアフガン戦争は米国の敗戦が確定されました。
もともとアフガニスタンで政権を握っていたタリバンは2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件で攻撃の首謀者とされた故ウサマ・ビンラディン容疑者とアルカイダを保護しているとされ攻撃の対象とされました。