C-United(珈琲館・ベローチェ) 友成勇樹社長(1)22歳で2000万円の借金を抱える

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「珈琲館」と「カフェ・ベローチェ」が統合して2021年4月に発足した「C-United」(約400店舗展開)は、今年4月に「カフェ・ド・クリエ」(約200店舗展開)などを運営するポッカクリエイトをグループ傘下に加える予定で、カフェ業界5位に躍進する。

 社長の友成勇樹は、母親が経営する料理店を「小学1年生の6歳の時から手伝ってきた。水商売歴52年目」という根っからの飲食業界人だ。友成は1963年7月、東京都文京区に生まれた。子供の頃はサッカー少年だった。

「幼少の頃から、母が経営していたお店(銀座の寿司屋、クラブ、秋田料理店)を手伝い始め、両親が離婚するまで手伝いを続けました」

 これが友成の飲食業の原体験である。中央大学杉並高校から82年、中央大学夜間部に進学。学費を稼ぐためにさまざまな飲食店で働くなどアルバイトをした。一から飲食店を経営したいと考えるようになり、84年、大学2年生の20歳の時、飲食店を開業した。

「新宿2丁目に上がビジネスホテル、半地下が飲食店街という洒落たビルができました。そこに15坪30席前後の物件が出ました。一度だけ見に行って、ここで店を出そうと、リサーチもせずに勘で決めました」

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