アイロボットジャパン 挽野元社長(1)ルンバで知られる家庭用ロボットメーカー

公開日: 更新日:

 アイロボットジャパンは、ロボット掃除機の代名詞とも言える「ルンバ」で知られるアイロボット・コーポレーションの日本法人である。

 ルンバは、2002年にロボット掃除機市場を創出して以来、全世界で累計4000万台以上の販売実績を上げている。

 17年、挽野元はアイロボットジャパン設立と共に社長に就任した。

 それ以前は日本ヒューレット・パッカード入社14年で執行役員というスピード出世を果たし、音響メーカー、BOSE(ボーズ・コーポレーションの日本法人)の社長も経験している。

 そんな輝かしい経歴とは裏腹に、若い頃は挫折続きの日々を過ごしていたという。

 高校生の頃には、パイロットを目指していた。しかし、当時は視力制限が1.5以上と厳しく、断念する。

 パイロットに替わる道として、航空管制官になるために航空保安大学校進学を考えた。北海道大学への進学というもうひとつの選択肢もあった。物理学を専攻して、ひいては航空工学を学ぶことができればという思いもあったのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋