GW明けに爆騰期待!食料危機関連32銘柄…狙い目は農薬・種苗・植物工場
日経平均はGW明けに2万9000円を固め、3万円にチャレンジ──。市場で強気な見方が流れる。
日経平均は2021年9月に3万円を突破。だが、そこから下落相場となり、今年3月にはウクライナショックもあって一時2万5000円を割り込んだ。その後、乱高下を繰り返すが、GW明けに落ち着きを取り戻せるのだろうか。
「3月期決算企業の22年3月期発表が5月13日にピークを迎えます。そこで公表される今期予想によって株価は大きく動くでしょう。再度、3万円を試す展開は十分にあり得ます」(IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏)
注目すべき銘柄は?
東証は4月にプライム、スタンダード、グロースの3市場に再編したばかり。いまいち、盛り上がりに欠けただけに、今後の大賑わいに期待したいところだ。
「狙い目は食料関連だと睨んでいます。ウクライナ危機で小麦価格は高騰し、航空機がロシアの上空を飛べないこともあって、さまざまな品が値上がりしています。この傾向はウクライナ危機後も続くでしょう。世界で評価される農機、農薬、種苗関連企業の業績は拡大していくと思います。農薬のクミアイ化学工業や、種苗のサカタのタネ、飼料に強みを持つフィード・ワンなどです」(清水秀和氏)
製粉大手や農機関連のクボタ、やまびこ、農薬・肥料のOATアグリオなども関連銘柄の一角だ。
「植物工場やITで農業を支援する企業の注目度も高まっています。空調工事大手の大気社や、ガラス瓶大手の日本山村硝子など意外な会社が植物工場に関わっているので、銘柄探しは面白いかもしれません」(市場関係者)
市場が注目する食料危機関連を別表にまとめた。GW後に爆騰する銘柄が潜んでいるかも……。