著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

リケンと日本ピストンリングが経営統合へ EVシフトでエンジン部品メーカーの危機感あらわ

公開日: 更新日:
経営統合に向けて両社が発表した文書(7月27日付)/(C)日刊ゲンダイ

 完成車メーカーの「EVシフト」が背中を押した再編劇だろう。エンジン部品メーカーのリケンと日本ピストンリング(NPR)が経営統合に踏み切る。2023年4月に共同持ち株会社「リケンNPR」を設立。両社がそれぞれその傘下に入った後、3年後をメドに合併など組織再編成を検討する。

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