小林佳樹
著者のコラム一覧
小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

老舗くず餅屋「船橋屋」女性新社長が背負う大きな課題 前社長が“クズ動画”辞任で抜擢

公開日: 更新日:

 200年以上続く東京の老舗くず餅屋「船橋屋」に初めて創業家以外から社長が誕生、しかも生え抜きの女性社長とあって話題を集めている。

「前社長の渡辺雅司氏が起こした交通事故を巡り辞任を申し出たことに伴う抜擢人事です。交通事故自体は8月のもので和解・示談が成立していたのですが、その時の動画が9月26日深夜からSNS上で拡散されました。渡辺氏は自身の過失であるにもかかわらず相手を“てめぇ、なに曲がってきたんだよ”と恫喝。超高級車(ベントレー)に乗っていたことも社会的な批判に油を注ぎました」(大手信用情報機関幹部)という。

 実は、雅司前社長は元エリート銀行員。「大学卒業後、三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入行、日比谷支店で融資業務、本店市場営業部でディーリング業務、銀座支店で法人営業を手掛けた。1993年に退職し、家業である船橋屋に入社。2008年に8代目当主として社長に就いていました」(同)という。元銀行員の恫喝はさすがに船橋屋の家名を汚しかねなかった。

 動画拡散への船橋屋の対応は早かった。9月29日には雅司氏が辞任、同日の臨時株主総会、取締役会で新社長として執行役の神山恭子氏の就任を決めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    濱田岳は外野の雑音を実力でねじ伏せてきた 同クール2本の連ドラで存在感発揮のワケ

    濱田岳は外野の雑音を実力でねじ伏せてきた 同クール2本の連ドラで存在感発揮のワケ

  3. 3
    元「メロン記念日」大谷雅恵さん 借金500万円で自己破産「生活保護からは脱しましたが、生活は今もギリギリ」

    元「メロン記念日」大谷雅恵さん 借金500万円で自己破産「生活保護からは脱しましたが、生活は今もギリギリ」

  4. 4
    澤村拓一は恩義でロッテ復帰 原巨人また日本人に逃げられ「セットアッパー」穴埋めならず

    澤村拓一は恩義でロッテ復帰 原巨人また日本人に逃げられ「セットアッパー」穴埋めならず

  5. 5
    ガーシー議員74年ぶりの「招状」にも反省ゼロ! SNSの反応は風向きガラリ

    ガーシー議員74年ぶりの「招状」にも反省ゼロ! SNSの反応は風向きガラリ

  1. 6
    三浦瑠麗氏にTV出演見合わせドミノ…胸元が透けた国葬“シースルー喪服”を思い出す人も

    三浦瑠麗氏にTV出演見合わせドミノ…胸元が透けた国葬“シースルー喪服”を思い出す人も

  2. 7
    三笘薫に100億円超えアーセナル入り情報!FA杯リバプール戦マジック決勝弾で移籍金爆上がり

    三笘薫に100億円超えアーセナル入り情報!FA杯リバプール戦マジック決勝弾で移籍金爆上がり

  3. 8
    日本→フィリピン“現金の運び屋”は「ルフィ」渡辺容疑者のオンナがやっていた

    日本→フィリピン“現金の運び屋”は「ルフィ」渡辺容疑者のオンナがやっていた

  4. 9
    超低空飛行のフジ「ぽかぽか」は“コンプラ上等”で「笑っていいとも!」の再来となるか

    超低空飛行のフジ「ぽかぽか」は“コンプラ上等”で「笑っていいとも!」の再来となるか

  5. 10
    中居正広せっかくの復帰も…自ら“年内死亡説”に言及しすぎで「逆に心配」とファンやきもき

    中居正広せっかくの復帰も…自ら“年内死亡説”に言及しすぎで「逆に心配」とファンやきもき