著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

東洋水産(下)創業者は「企業は公器なり」を実践…自分の退職金を「高すぎる」と減額

公開日: 更新日:
「カップきつねうどん」は1978年に「赤いきつね」へ引き継がれた(C)日刊ゲンダイ

 創業者は(故)森和夫である。森をモデルに高杉良は「燃ゆるとき」(実業之日本社、1990年刊、のちに新潮文庫など)を書いた。

 森は高杉の取材の要請を「私のことなんか」と2年間も断り続けた。高杉の説得を受け入れたのは「企業は公器なり」ということを読者に理解してもらいたいと思… 

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