株式会社ソムリエ 守川敏代表取締役(1)弘兼憲史が半生を書き下ろした「六本木のナイト」

公開日: 更新日:

 守川敏(56)は、東京・六本木で数々の事業を成功させ、「六本木の帝王」と称されることもある。だが、その温和な語り口にソフトなたたずまいから「帝王」と呼ぶには違和感がある。

 人気漫画「島耕作」シリーズの作者である弘兼憲史さんは2021年、守川の半生を「六本木騎士ストーリー」(幻冬舎)と題し、描き下ろした。「ナイト」は、日本有数の歓楽街・六本木でビジネスという戦いに挑み続けている守川にはふさわしい“称号”だ。

 守川の六本木との出合いは、バブル絶頂期の大学時代。アルバイトでナイトクラブのスカウトマンをしたことから始まる。21歳で店長に抜擢され、そして27歳の若さで、今では高級キャバクラとして有名な「クラブチック」の創業者となった。現在は、4つのナイトクラブのオーナーのほか、ワイン事業、飲食事業、不動産事業をマネジメントしている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波