辰年は十二支で最高のパフォーマンス 日経平均4万3000円も夢じゃない!…の根拠

公開日: 更新日:

 新年相場はどうなるか。市場は明るい兆しであふれている。

 2024年は辰年。干支別に日経平均の騰落率を見たとき、最もパフォーマンスが悪いのは丑年(マイナス4.7%)で、反対に最高なのは辰年。なんと28%アップとなっている。前回の辰年(12年)は22.9%上昇だった。

 野村証券は24年前半は特に株価上昇が強いと予想。背景は「デフレからの脱却に向けた動き」「企業統治(ガバナンス)の改善」などだ。そして、24年末の日経平均を3万8000円とはじいている。

 大和証券は24年10~12月を「3万6000~3万9000円」と予想。1~3月は「3万3000~3万7000円」とした。

 日経平均の過去最高値は1989年12月の3万8915円。大手証券は24年後半にはその水準に達すると読んでいるのだ。

 もっと強気な見方もある。

「4万円突破もあり得ると思っています。夏前あたりに4万3000円付近まで上昇してもおかしくありません。PER(株価収益率)という指標があります。世界平均は約16倍ですが、NY市場は19倍ほど。日経平均が19倍だと4万3000円弱になります。決して無理ではないのです」(杉村富生氏)

 新年は三十数年ぶりに史上最高値を更新し、4万円を超す。市場はそう信じている?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった