自民が提出 裏金議員「暫定リスト」に国民の怒り頂点…《全員クビ》《刑事罰がふさわしい》

公開日: 更新日:

SNSでは「関与した自民党議員は全員クビが当然」

「これ、犯罪なんですから、自首せい、じゃないんですか。自民党の方が、疑念を晴らさなきゃって言ってるけど犯罪ですから。早く全部洗いざらいして自首せいと。これにつきます」

 4日のNHK「日曜討論」でこう訴えた、れいわ新選組大石あきこ共同代表(46)に対し、SNS上では《その通り》《お手盛りのリストで終わらせるな》《自民党ウラガネ議員を逃すな》と賛同する意見が続出。コトの重大性、悪質性を小さく見せようとする自民党に怒りの声が飛んでいたが、無理もないだろう。例えば、今回提示されたリストでも「キックバックを受けた政治団体名」などとあるが、裏金を管理していた口座が政治団体でなく「個人口座」だった可能性もあるからだ。

 実際、自身の政治団体の政治資金収支報告書に2018年からの5年間で計822万円の不記載があったと明らかにした丸川珠代元五輪担当相(53)は、「派閥からノルマ超過分は持ってこなくていいと言われた。資金は(自分の)口座で管理していた」と語ったと報じられている。

《裏金は犯罪。関与した自民党議員は全員クビが当然》

《生ぬるいリスト提示で逃がすな。裏金議員は刑事罰がふさわしい》

 仮にサラリーマンが会社の金を「個人口座」で管理していれば、「横領」や「窃盗」を疑われるのだ。国民の怒りの感情はまだまだ収まらない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々