入江工研 入江則裕代表(1)高い技術力、部品は宇宙探査機にも使われ水星に到達

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 金属ベローズという特殊な部品の製造を主事業とし、その高い技術力で知られる入江工研。2代目社長を務める入江則裕(67)は、この聞き慣れない金属部品についてこう語る。

「金属ベローズとは、真空と大気を分ける役割を果たす蛇腹状の金属製部品で、頑丈さと柔軟性を兼ね備え、真空状態を維持しながら動きや伸縮を可能にする特徴を持ちます。主に半導体製造装置や宇宙開発分野で使用される特殊部品です」

 真空のような特殊な環境下では耐久性が非常に重要となるが、入江工研はそれを実現する高い技術力を有している。

「例えばですが、宇宙服の関節部分は動かないといけません。外は宇宙で真空です。この関節部分は絶対に破れたりしてはいけません。そのように、頑丈かつ柔軟性のある金属部品がベローズなのです」

 金属ベローズではないが、同社製の部品は宇宙探査機にも使われている。最も遠くまで行っている探査機は水星まで到達しているそうだ。

「水星は最高温度が500度で、最低はマイナス200度にもなります。そんな極限の環境でも耐えられなければなりません」

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