プラチナETFはいまが買い時! 需要増でも価格が上昇せず

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 金価格の高騰を見て、「もっと早く買っておけば」と後悔している人も多いだろう。現在の価格は1グラム1万3000円を超えているが、昨年9月には9200円程度だった。1年で約40%上昇したことになる。同期間の日経平均株価の上昇率が16%程度であることを考えると、金に投資していた方が効率はよかったといえる。

 金価格の急激な上昇を受けて投資家の間では、出遅れたプラチナに注目が集まっている。ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)によると、2024年4~6月の世界のプラチナ需要は前年同期比13%増の75トンだった。特に投資需要が多く、同2倍以上の14トンになった。ETF(上場投資信託)への流入が大きかったという。

■金価格の上昇でプラチナ需要が高まる

 宝飾品需要も旺盛だ。インドなどでは、女性が資産として金を保有する習慣がある。宝飾品需要が金価格を支えているが、金価格が大幅に上昇したため、一部の需要がプラチナに向かっているという。WPICによると、インドにおけるプラチナ宝飾品加工は、前年同期比15%増加した。24年通年では28%増になる見込みという。インドから米国、英国、アラブ首長国連邦への輸出も好調だ。

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