中東情勢、業績悪化、倒産増加…GW明けの日本経済にたちこめる暗雲
世界銀行は4月28日に公表した最新の「一次産品市場の見通し」で、中東紛争に起因する最も深刻な混乱が5月に終息した場合の2026年エネルギー価格の上昇率を24%と予想した。紛争が激化し、供給の混乱が予想より長引けば、一次産品価格はさらに上昇する可能性があるとも指摘した。
また、北海ブレントの26年の平均価格を1バレル=86ドルと、25年の69ドルから上昇を見込んだ。主要石油・ガス施設の被害が拡大し、輸出回復が遅れた場合、115ドルに達する可能性もあるとし、肥料価格は26年に31%上昇すると予測した。
帝国データバンク(4月22日発表)によれば、26年度の業績見通しは、増収増益を見込む企業の割合が23.9%と3年連続で減少。減収減益は22.6%と3年連続で増加とした。米国が港湾封鎖を長期化すれば、原材料・エネルギー価格の上昇、供給不足によるサプライチェーンの混乱など業績への悪影響は避けられない。
東京商工リサーチ(4月8日発表)は、25年度の全国企業倒産(負債額1000万円以上)は、1万505件(前年度比3.5%増)と2年連続の1万件超えで、13年度の1万536件以来、12年ぶりの水準だった。


















