新経団連会長に筒井義信氏が5月末に就任も…「トランプ関税」でいきなり試練に

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 それも、実際には難しい。

 5月29日の経団連総会で新会長になる筒井義信・前日本生命会長(71)も、いきなり難題にさらされるな。

 筒井氏は通商問題に詳しいのか?

 金融や投資など生保の業務に関する国際分野には通じているが、通商の知見は得手とは言えない。

 まあ、経団連会長が細かい点まで知る必要はない。副会長に自動車や電機などの大手や商社のトップが並ぶ。経済産業省とのパイプも太い。産業界としてどう対応するのがいいか、知恵を集めればいい。

 それは分かるが、新会長が何も言わないと、存在感が出せないぞ。

 筒井氏には人口減や年金・医療といった得意分野で、鋭い政策論を展開してもらえばいい。それより、米国以外の国々との交流に力を入れてほしいね。

 私もそう思う。米国の経済規模は世界の4分の1。他の市場への輸出を増やすことだ。

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