著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

日経平均、TOPIXが史上最高値更新の不可解…経済成長のカギは中小企業対策なのに

公開日: 更新日:

 厚生労働省によれば、従業員数が30人未満の事業所における影響率(最低賃金額を改正した後に、改正後の最低賃金額を下回ることとなる労働者の割合)は、21年度の16.2%から24年度の23.2%に上昇した。24年版の中小企業白書によると、中小企業は国内に336万4891社あり、企業総数の99.7%を占め、従業者数は3309万8442人で全体の69.7%を占めているのだ。

 過去、大企業は人件費対策として、正社員のほかに派遣社員やパートなど非正規雇用を増やして労働ポートフォリオを再構築し、コスト削減を徹底してきたが、今後は事務職中心にDX、AI(人工知能)の導入により、人件費を削減するだろう。

 不可解ながら、今週もTOPIXは史上最高値を更新し、日経平均株価も同じく最高値を更新した。経済成長には、中小企業対策、AIも含めた労働政策が急務だろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風