モロゾフ×寿スピリッツ 土産菓子も扱う老舗菓子会社を比較
夏休みシーズンも終盤だというのに、日本列島の猛暑は続いています。
お盆には久しぶりに帰省し、のんびりと過ごした人も多いでしょう。
手土産を持参したり、帰りにお土産をもらったり。「あの人はクッキーが好きだから」とか「あの家族はおせんべいに目がない」と思いを巡らせながら贈り物を選ぶのは楽しいものです。
今回は、そんな贈答品にもぴったりな菓子を扱う老舗企業「モロゾフ」と「寿スピリッツ」を比較してみます。
モロゾフは1931年設立。神戸市に本社を置きます。ユーハイムやゴンチャロフ製菓と並び、神戸菓子ブランドとして有名です。モロゾフの社名は、ロシア人のフィヨドル・ドミトリー・モロゾフ氏が神戸で経営していたチョコレート店が起源。現在は、カフェやレストランも展開しています。
寿スピリッツは1952年設立。鳥取県に本社があります。寿製菓としてスタートし、68年に土産菓子の「因幡の白うさぎ」を発売。その後、経営不振に陥った会社を傘下に収め、北海道や首都圏、近畿圏、山陰、九州で土産菓子を販売します。「ルタオ」「東京ミルクチーズ工場」など数多くのブランドを抱えます。