永守重信ニデック名誉会長が辞任…経済界で響く「裸の王様」への警鐘

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■「ワンマン」と言える絶対的な存在

 それだけではないだろう。「ワンマン」と言える絶対的な存在、長期政権、高齢のマイナス面が蓄積され、批判はもちろん嫌な話は耳に入らなかったのではないか。

 「裸の王様」か?

 残念ながら、そんな印象だ。経済界には、その警鐘が響いている。

 高齢化による不適切な判断は、政界でも目に余る例がある。

 高齢化は線引きが難しいが、トップ在任が30年を超えたキヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長(90)は、長く一緒にきた番頭役がいて、大事なことはその意見を聞いているようで穴はあいていない。

 絶対的な存在と言えるトヨタ自動車の豊田章男会長(69)はどうだ?

 高齢ではないが、耳に痛い話が届いているかは心配だ。

 ニデックを優良会社に育てた永守氏の最終場面を見ると、そういう「名経営者」と言われる人たちには、後世の面々に「優良モデル」と言われるような身の退きどきがほしいね。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

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