著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

「モノ言う株主」オアシスがカカクコムに触手 「食べログ」裁判逆転勝訴も株買い増しの動機か

公開日: 更新日:

 また、広告事業は売上収益18億3800万円(前年比3.8%増)、ユーザー会員事業は売上収益16億800万円(前年比4.6%増)である。

 これらにより、食べログ事業全体の売上収益は334億7300万円(前年比20.2%増)に。また、「価格.com」事業の売上収益は前年比8.8%増の236億4400万円を計上した。

 しかし、オアシスが株を買い増した理由は、業績だけではないと市場関係者は指摘する。「食べログの評価を巡った訴訟で勝訴したことも動機になったのではないか」という。

■2審で逆転勝訴

 焼き肉チェーン店「Kollabo」の運営会社「韓流村」は、「食べログ」での評価が、チェーン店であることを理由に不当に下げられ、売り上げが減ったとして、「食べログ」の運営会社「カカクコム」に損害賠償などを求めていた。

 1審の東京地裁は2022年、「食べログ」側が評価を算出するためのアルゴリズムを変更し、チェーン店の評価が下がったことは、「あらかじめ計算できない不利益を与えるもの」で、独占禁止法上の優越的地位の乱用にあたるとして「食べログ」側に3840万円の賠償を命じた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風