著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

キオクシア株は「高値の花」…2期連続過去最高決算で時価総額40兆円も、個人投資家比率わずか5%

公開日: 更新日:

 だが、東芝を離れてからも曲折続きだった。メモリー市場は韓国サムスン電子をはじめ米韓の大手がしのぎを削り、競争が激しい。存在感を保つには、資金を集めて多額の設備投資を続ける必要がある。キオクシアHDは同業の米ウエスタンデジタルとの経営統合を模索したものの、難航して結局白紙に。

 続いて、東京証券取引所への上場を目指したが、メモリー市況の悪化に見舞われる。23年3月期から2年続けて巨額の赤字を出すなど目算が狂い、分社化から8年近くたった24年12月に、ようやく上場した経緯がある。

 人事も迷走した。20年に社長だった成毛康雄氏の病気療養に伴い、急きょ、早坂伸夫氏が社長に就任した。その早坂氏も今年4月1日付で退任し、シニア・エグゼクティブ・アドバイザーに就いた。後任社長には太田裕雄副社長執行役員(63)が昇格した。太田氏は6月の定時株主総会を経て代表取締役に就任する。

 キオクシアHDは3月末時点の株主数が13万2150人だったことが、6月25日に都内で開く定時株主総会の招集通知で明らかになった。1年前に比べて1.6倍になった格好だ。海外投資家の保有比率(株数ベース)は68%と12ポイント上がった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    八村塁の「レイカーズ電撃復帰」に現実味 2兆円新オーナー誕生でドンチッチとのコンビ復活へ

  3. 3

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士

  4. 4

    フィフィ氏とYouTube元制作者の間に何があった? 食い違うそれぞれの主張【後編】

  5. 5

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    フジテレビ堤礼実アナの「ミニスカ」は問題なのか? “顔面アップ”に続く過剰反応で消滅危機

  3. 8

    東京・日本橋、首都高のフタ取れ 川沿いを楽しく歩ける街に

  4. 9

    自民党新幹事長は有村治子総務会長の横スベリか… 安倍人事をなぞるのが高市人事

  5. 10

    蒼井優が夫・山里亮太との初共演で母性見せるも…元“恋多き女”に立ちはだかる「共演NG」問題