熊手に8億円…みんな渡辺代表を追い詰める“天ツバ語録”
「彼が言っていることは虚偽」「党首なり国会議員を辞めて、出直してほしい」
化粧品会社DHCの吉田嘉明会長(73)が28日、みんなの党の渡辺喜美代表(62)に辞職を促した。
前日の釈明会見で渡辺代表は、吉田会長から融資された計8億円について、「個人を応援してくださるという趣旨で借りた」「選挙資金や政治資金としては使っていない」と強調。使い道の例として、「酉の市によく行く。かなり大きいアレ(熊手)は政治資金を使うわけにはいかない」と説明した。
大きい熊手といっても、せいぜい数十万円程度。8億円の熊手となると、東京ドーム1個分ぐらいありそうだが、信じられない言い訳をシレッとしてするのは“疑惑政治家”の常である。
もっとも、貸し主の吉田会長は「選挙に必要ということで依頼された」と渡辺代表の釈明を否定した。
証拠の携帯メールも残っているというから、万事休すだ。
「吉田会長は、ほかの新興企業のオーナーとともに“ニュータニマチ”と呼ばれています。非自民の改革派を応援することで知られ、世話になった野党議員は少なくないはず。今回の一件に肝を冷やした若手や中堅はいるでしょうね」(政界関係者)