GPIFにも“お友達” 安倍官邸「国民資産」乗っ取り計画

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■NHK人事と同じ手法

 NHKの経営委員会に“お友達”を送り込んで、籾井会長を選出させたのと同じ手法だ。

 実際、4月中に10人の運用委員のうち9人が任期を終えたが、再任されたのは1人。新たに任命された6人のうち、委員長になった早大大学院の米沢康博教授ら3人は、GPIFの運用見直しを提言した有識者会議のメンバーだ。他の3人は全員、投資会社での勤務経験者で、日本株の比率を“異次元拡大”しそうな顔ぶれである。

「そうはいっても、運用の権限を握るのは理事長なので、三谷理事長は6月ごろに任期を1年残して交代だろうとみられています。運営委員を通してプレッシャーをかけ、自主退任の形にするのか、GPIF改革法案を提出して更迭するのか分かりませんが、理事長交代は財務省主導で進んでいる。7-9月期のGDPが消費税10%の判断材料になるため、財務省も6月以降の株価を下げたくないのです。理事長の後任には財務省出身者が就くとみられていて、勝栄二郎元次官や本田悦朗内閣官房参与らの名前が挙がっています」(前出の関係者)

 それで、管轄外の麻生が「6月に…」なんて言ったわけか。
 このままでは、GPIFがアベノミクスのサイフにされるのは確実。国民の大事な資産が、目先の株価を上げるためだけに使われ、将来的に目減りするリスクにさらされる。こんなデタラメを許してはダメだ。

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