発泡酒、軽自動車…庶民から搾取する「安倍成長戦略」の冷酷

公開日:  更新日:

 懐の寒い人々にはとてものめない話だ。政府・与党が、発泡酒と第3のビールの大幅増税を打ち出した。「貧乏人の楽しみを奪うな!」と叫びたくもなるが、この方針は安倍首相が成長戦略のアピールに用いる「イノベーション」にも逆行する。

「今回の発泡酒増税は、企業の活力をそぐものです。日本のビールメーカーは、増税のたびに試行錯誤しながら研究・開発を重ね、ホップを使わずに、ここまでビールに近い味をつくり出したのです。これこそが本当の『イノベーション』で、その努力を水泡に帰すなんてアベコベです」(経済ジャーナリストの荻原博子氏)

 政府・与党は、「ビール」「発泡酒」「第3のビール」の税額を一本化する方針。1缶(350ミリリットル)で、ビールの酒税は約22円引き下がるが、発泡酒は約8円、第3のビールは現行の2倍に当たる約27円の増税となる。ビール系飲料の税収は約9000億円(13年度)。政府は税収規模は変えないというが、ビールに手を伸ばせない庶民には大打撃だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    お笑い界追放か とろサーモン久保田の“有名だった酒グセ”

  2. 2

    30歳でNHK朝ドラ主演 戸田恵梨香ついに“後輩”に追いついた

  3. 3

    ソフトバンクを襲った“3重苦” 上場延期説が市場を駆け巡る

  4. 4

    実力は和牛でも…霜降り明星「M-1優勝」のメンタルを分析

  5. 5

    暴言騒動の久保田&武智…“じゃない方”はブレークの好機か

  6. 6

    上沼恵美子に暴言 スーマラ武智「更年期」の致命的無理解

  7. 7

    M-1芸人の暴言騒動で存在感 上沼恵美子の“女帝エピソード”

  8. 8

    FA浅村に続き西も ソフトB「連敗」の裏に細かすぎる査定

  9. 9

    市場が警戒する「危ない21社」 GC注記は半年前から2社増

  10. 10

    則本、美馬、銀次…FA浅村獲得も楽天に迫る“流出ラッシュ”

もっと見る