流出なら巨額賠償か 金融機関もマイナンバーに戦々恐々

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 先月末に発覚した三菱東京UFJ銀行の口座情報流出問題。出会い系サイト利用者の約1万4000件の電話番号などが漏れた可能性があるというが、あるメガバンクのシステム管理担当者は、「背筋が凍りました」とこう続ける。

「マイナンバーに銀行の預金口座情報をひも付けするのは2018年1月からで、残り約2年。休眠を含む全国約8億口座をどう処理するかで各行てんやわんやですが、どう管理するかが最大の課題です。万が一にもマイナンバー付きの口座情報が流出したら……考えただけでも恐ろしい」

 もちろん法的なペナルティーもあるが、損害賠償請求訴訟も重くのしかかってくる。

 個人情報流出の賠償額は、氏名や電話番号だけなら1件につき500~1000円、「そこにクレジットカード番号などが加わると1万円がおおよその目安」(法曹関係者)という。99年に京都府宇治市の住民基本台帳データ約22万人分が漏れたケースでは、賠償額は1万円+弁護士費用5000円だった。

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