経済学者・小黒一正氏「高インフレのリスクが迫っている」

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――それじゃあ、景気を良くする処方箋はあるのですか?

 このままでは、ある時点で財政破綻に陥り、消費税大幅増か、年金など社会保障費の大幅減かの選択を迫られることになります。ですから、財政再建は不可欠です。過剰投薬など非効率な医療費の削減や65歳から70歳への年金支給年齢引き上げなどの歳出削減を断行する一方、人工知能やビッグデータなどの分野で成長率を上げる必要もあります。日本は人口減少社会に突入し、これから各地に人口が少ない地域が出てきます。人口密度が高くない所は成長率が低い傾向があります。これもマイナス要因になります。それじゃあ、人口集中エリアを優遇すればいいのか、というと、これは一部地方切り捨てにつながるので、政治的に非常にタフな話になります。

――安倍首相に最も嫌われるエコノミストの藻谷浩介氏は、ベストセラー「デフレの正体」の中でデフレの主原因は人口減少と指摘、若者など現役世代の給料アップ施策が必要と提唱していました。

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