広がる震災の余波…伊勢志摩サミット「警備」不足の深刻

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 伊勢志摩サミットまであと1カ月。ある問題が浮上している。警備態勢の問題だ。警察庁では2万数千人規模の部隊を三重、愛知を中心に投入する予定だが、熊本地震の発生により現在、多くの機動隊が熊本に派遣されている。今もなお不明者の捜索や復旧作業、治安対策に取り組んでいて、部隊の派遣は継続される見込みだ。

 熊本県警によると、26日の段階で、全国35都府県の警察から派遣された警察官の数は約3500~3600人。その多くがサミットでも警備を担当する機動隊だ。1人の隊員が地震もサミットも担当することはできず、人手不足となるのは明らかだろう。

 しかも、今回のサミットの警備は大規模かつ複雑だ。開催される三重・賢島は海に囲まれており、陸・海・空からの警備が必要な上、空港から遠い。

 晴れれば、各国首脳は愛知県の中部国際空港からヘリで移動する予定だが、悪天候でヘリが飛ばなければ最悪だ。高速道と一般道を使う陸路移動となり、その走行距離は約195キロ。その道沿い全てを警備しなければならない。当日の天気がどうなるかは確証がなく、警察は空路、陸路のどちらでも対応できるよう訓練しておく必要があるのだ。

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