相手の理解度が変わる!「結論から申しあげますと…」の前置きは重要
話す力・聞く力編(2)
「で、結局どうなったの?」
そう言われて、ハッとしたことはありませんか。あるいは、「話が長いな」「何が言いたいのだろう」と感じたことがあるかもしれません。
今の時代、メールも会議もテンポが速い。すぐに結果を求められ、短い言葉で伝える力がますます重要になっています。そのために大切なのは順番を意識すること。
今回は、相手の理解度が変わる、「話す順番」を見ていきましょう。
■相手が一番知りたいこと
相手が知りたいのは「何が、どうなったのか」。つまり「結論」です。最初に結論を伝えれば全体の流れが見え、相手も安心して話を聞けます。新聞の見出しやニュースの冒頭も同じ。「何の話か」を最初に伝えるからこそ、興味を持ってもらえるのです。
特に、悪い報告やトラブルのときこそ結論を先に伝えることが大切です。経緯や説明から入ると、本人にそのつもりがなくても、言い訳に聞こえてしまうことがあるからです。


















