著者のコラム一覧
金森たかこマナー講師

大阪府出身。ビジネスマナー講師として、企業や行政機関などで講演・研修・コンサルを行う。フリーアナウンサーとしても活躍。

相手の理解度が変わる!「結論から申しあげますと…」の前置きは重要

公開日: 更新日:

話す力・聞く力編(2)

「で、結局どうなったの?」

 そう言われて、ハッとしたことはありませんか。あるいは、「話が長いな」「何が言いたいのだろう」と感じたことがあるかもしれません。

 今の時代、メールも会議もテンポが速い。すぐに結果を求められ、短い言葉で伝える力がますます重要になっています。そのために大切なのは順番を意識すること。

 今回は、相手の理解度が変わる、「話す順番」を見ていきましょう。

■相手が一番知りたいこと

 相手が知りたいのは「何が、どうなったのか」。つまり「結論」です。最初に結論を伝えれば全体の流れが見え、相手も安心して話を聞けます。新聞の見出しやニュースの冒頭も同じ。「何の話か」を最初に伝えるからこそ、興味を持ってもらえるのです。

 特に、悪い報告やトラブルのときこそ結論を先に伝えることが大切です。経緯や説明から入ると、本人にそのつもりがなくても、言い訳に聞こえてしまうことがあるからです。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」