お手盛り「第三者調査」 舛添知事の醜い逃げ切りシナリオ

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「小ざかしい」の見本のような男だ。政治資金疑惑で火ダルマになっている東京都の舛添要一知事。出張先の福島で25日、「第三者調査」を検事出身の弁護士2人に依頼したと胸を張ったが、氏名の公表を拒否。知人を通じて推薦があった「一度も面識がない方々」と強調し、すでに始まった調査に差し障るため、弁護士2人から結果をまとめるまで氏名を伏せるよう要請があったという。

 このやり口は甘利明前大臣のパターンとソックリ。口利き疑惑で追い詰められた甘利氏は辞任会見で「東京地検特捜部経験がある弁護士に調査を依頼した」と氏名を明かさずに釈明し、そのまま自宅療養に入った。

■弁護士名非公表、調査期間も不明

 元特捜検事で、政治資金規正法事件を多く手がけた郷原信郎弁護士はこう言う。

「自身による説明責任を免れようと、第三者調査を持ち出したくせに、担当者も調査期間も明らかにしない。論外です。違法性がないという主張を補強するための手段なのがミエミエ。コンプライアンス(法令順守)に通じた弁護士だったら、正々堂々と表に出てくるはず。マトモな調査なんて期待できません。単なる時間稼ぎでしょう」

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