合法的に国家を乗っ取った 安倍独裁首相の次なる野望<1>

公開日: 更新日:

 その朝日は14年夏の慰安婦検証で大揺れの最中、原発事故の吉田昌郎所長の調書報道を巡り、誤報を認めざるを得ず自滅した。朝日が白旗をあげたのは、ライバル紙に調書の全容をスクープされたからだ。

 一方で従順なメディアには、アメをたっぷり用意した。安倍政権下で政府広報予算は2倍以上に膨張。予算を差配する内閣広報官の元経産官僚は安倍の登山仲間だ。こうしたポストにも“お友だち”が潜んでいるあたり、いかにも安倍政権らしい。

■萎縮と自粛で加速した大手メディアの劣化

 元NHKプロデューサーで武蔵大教授の永田浩三氏はこう言った。

「安倍政権の報道規制と介入の背景には首相自身、93年初当選のトラウマがあると思う。この年、細川政権が誕生し、自民党は下野した。野党議員として政治キャリアを始めたことで『メディアが“非自民”を応援したせいだ』との感情を深めたのは想像に難くありません。首相の内心を支配するのはメディアへの怯えと権力者のおごりです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    30万円給付は7月? 安倍政権「コロナ補償」に悪評ふんぷん

  2. 2

    危機感が足りない?新型コロナ蔓延でも芸能人は遊びまわる

  3. 3

    「スカーレット」“老け演技”で見せつけた俳優マギーの底力

  4. 4

    ドアノブや貨幣…物質表面でのウイルスの生存期間は?

  5. 5

    緊急経済対策 中小企業向け特別融資「貸し渋り」の実態

  6. 6

    藤浪ら感染の“合コン” ゾロゾロ出てきた参加者32人の素性

  7. 7

    安倍首相「緊急事態宣言」なぜ国民の心に響かなかったのか

  8. 8

    河井前法相が自ら20万円を 現職議員が“実弾”手渡せた理由

  9. 9

    コロナ患者激白「喉に金串が刺さったような耐え難い痛み」

  10. 10

    まるで竹槍持たされて本土決戦に臨む戦争末期の日本と同じ

もっと見る