五輪3施設を狙い撃ち 小池知事が切り込む“森・内田”利権

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 大成はザハ案時代から新国立競技場の施工を請け負っていて、仕切り直し後はJVで受注に成功した。

 一方、「アクアティクス」は大林組がとりまとめのJV、「有明」は竹中工務店が中心となったJVが落札。この2事業に参加しているのが、内田氏が役員を務める東光電気工事なのだ。

 森会長、内田氏、2人のドンに近い五輪施設を狙い撃ちにした形だ。

 森会長は「IOC(国際オリンピック委員会)の理事会で決まったことをひっくり返すのは、極めて難しい問題」とスジ論を持ち出して噛み付いているが、ムダな抵抗だ。

 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏は言う。

「巨額の財政負担がネックになり、五輪の立候補都市は減少傾向が続いています。危機感を強めたIOCは、『アジェンダ2020』で経費削減を打ち出し、分散開催の容認に踏み切った。競技会場を開催国以外に広げることもOKしています。五輪が滞りなく開催されれば、何でもアリの状態。施設の変更くらいで目くじらを立てることはないでしょう」

 95年の都知事選で急接近し、五輪招致に向けて二人三脚で動いてきたダブルドンの利権は剥奪されるのか。

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