物価2%目標先送りで囁かれる黒田総裁「任期延長」の悪夢

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 日銀の金融政策決定会合で、追加緩和はあるのか、それとも現状維持か――。通常であれば市場はヤキモキするが、今回は冷静だ。

「市場は、日銀は動かないと判断しています。為替相場は一時1ドル=105円台をつけるほど円安に振れ、株価も安定しています。12月の米利上げを睨み、円安傾向はしばらく続くでしょう。そんな状況で日銀が動く必要はない。様子見だと思います」(市場関係者)

 日銀の黒田東彦総裁は2年前(14年)の10月31日、大胆な追加金融緩和を発表した。1万5000円台だった日経平均は、わずか3日間で1万7000円近くまでハネ上がり、市場は“ハロウィーン・サプライズ”ともてはやした。

「今年の兜町はサプライズとは無縁です。ただ、気になる情報が飛び交っています」(証券アナリスト)


 兜町界隈では、今回の会合で、黒田総裁が「2%の物価上昇率」の達成時期を再び先送りするとの見方が有力だ。消費者物価指数(CPI)は9月まで7カ月連続でマイナスを記録。当初は「2年程度」と目標に掲げた達成時期を、現行の「17年度中」からさらに延ばし、「18年度中」に変更する可能性は高い。

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