小沢一郎氏が解散警戒 東京の地元で“打倒安倍”の怪気炎
このところ全国の総支部の決起大会を回って、来る総選挙への準備に余念のない自由党の小沢一郎代表(74)。5日は、自宅のある東京・世田谷で、20年近く大事にしている地域の支援者らが開いた「囲む会」に出席。200人を前に打倒安倍政権の怪気炎を上げた。
「ないない、という時が一番怪しい」と、年明けの解散総選挙を警戒している小沢氏。この日は出席者いわく、「例年にもまして挨拶に力がこもっていた」。トランプ米大統領の誕生や世界の反・新自由主義の流れなどに触れつつ、「日本も(格差を広げる)安倍政権の新自由主義を変えなければならない」と強調、「小選挙区制度なら変えられるし、そのために小選挙区にしたんだ」と意気込んだ。
安倍一強で、あり得ない「強行採決」ラッシュの国会。デタラメ政治を止めるために、野党共闘の進展が急がれる。