オジサン世代は肩身が狭い…「出禁客」急増のウラにある“アプデ不足”

公開日: 更新日:

〈今バイト中なんですけど、出禁のお客さんを間違えて入れてしまい終わった〉

 先日バズっていたそんなXのポストには、〈半泣きで アナタ出禁でした すぃませんって追い出したことある〉とか、〈出禁リストに載ってた前科持ちのヤバい人、顔忘れて普通に入れちゃって反省文書かされた事ある〉なんて“被害報告”のリプが続々。

 それだけ出禁=出入り禁止になる客が多いということか。「飲食店ドットコム」を運営するシンクロ・フードの昨年の調査によると、55.7%の飲食店が、威圧的な言動などの「カスハラを受けたことがある」と回答。46.2%がカスハラが増加傾向と答えており、減少傾向の18.6%を大きく上回る結果に。

■“神様”は客より従業員

 東京都では今年4月から「カスハラ防止条例」を施行するなど、カスハラNGの流れはできつつあるが、ある飲食業界関係者はこう明かす。

「人手不足の今、お客さんより従業員の方が“神様”なんです。スタッフがカスハラ被害に遭った時に、店として毅然とした態度を取るフリをしないと、〈この店は守ってくれない〉と辞めていってしまう。正直、タチの悪い常連客を出禁にした方が、スタッフが辞めて店が回らなくなるより被害は小さいですから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風